島崎ともよ
チキンとマッシュルームのマカロニグラタン

みなさんには「味の記憶」ってありますか?私は、何かを食べた時に走馬灯のように記憶が蘇る瞬間が定期的にやってきます。母の味はもちろんですが、旅行先で食べたものとか、お友達の家でご馳走になったご飯の味とか。今日は、そんな思い出の味の一つをシェアしたいと思います。

 

 

分量 4人分

マカロニ・・・・・・100g
玉ねぎ・・・・・・・中1個
鶏もも肉・・・・・・250g
マッシュルーム・・・6個
バター①・・・・・・大さじ1
バター②・・・・・・60g
小麦粉・・・・・・・30g
レーベンスバウム《きのこのクリーム煮》・・・1
オーツミルク・・・・650ml 
牛乳や豆乳でも可

とろけるチーズ・・・・・・・・・・60g
(私はモッツアレラチーズを使用)
パルミジャーノ・レッジャーノ・・・10g
パン粉・・・・・・・・・・・・・・30g

 

【準備】
①マカロニを芯が残る位の固茹でにする。
②玉ねぎは繊維にそって薄く切る。
③鶏もも肉は2-3cm角程度に切る(皮はお好みで)
④マッシュルームは3cm厚に切る

 

【作り方】

①鍋にバター大さじ1を入れ、中火で玉ねぎを炒める。しんなりして透明になったら、鶏肉を加えて9割程度火が通るまで炒める。マッシュルーム、塩2つまみ、こしょう少々を加えて、マッシュルームがしんなりするまで炒める。

②一旦火を止め、バター60gを❶の鍋に加える。全部溶けたら、小麦粉、レーベンスバウムのスパイスミックスを入れ、粉っぽさがなくなるまで木べらでよく混ぜる。



③再度中火にかけ、牛乳/豆乳/オーツミルクなどお好みのものを5~6回に分けて少しずつ入れ、都度木べらで混ぜてのばしていく。なめらかになったら弱火にして、とろみが付くまで木べらでゆっくり混ぜる。(豆乳を使う場合は、グツグツしすぎるとダマができてしまうので注意!)



④固茹でしたマカロニを加えて混ぜ、味見をしてお好みで塩加減を調整する。

⑤耐熱皿に④をもり、チーズを全体にかけたら、最後にパン粉を全体にのせる。
⑥220度に温めたオーブンやトースターで、約10~15分、焼き色が付く程度に焼く。








\ ポイント・アレンジ /

レシピにはオーツミルクを使いました。牛乳にするとリッチで食べ応えある味わいに、そしてオーツミルクや豆乳を使うとあっさり目に仕上がります。お好みでどうぞ。

 



高校生の頃、ホームステイしたイギリスのホストファミリーの家で、イギリス式の食事が合わず全然食べない私に困り果てたホストマザーが尋ねてきました。

 

「好きなごはんは何?」

 

咄嗟に選んだのはグラタンでした。ろくに英語も話せない中一生懸命説明し、その夜ホストマザーがグラタンらしきものを作ってくれました。

 

日本で食べていた大好きなグラタンとは見た目も違うし、どこかハーブの効いたような外国っぽい香り。大きな大きなガラスの耐熱皿いっぱいに盛ったマカロニやソース、そしてこんなに乗せるの!?と言うほど乗せた山盛りのチーズ。

 

作っているのを隣でみていた私は「これは私が知っているグラタンじゃない!」と心の中で思いながら、どうかおいしく出来上がって下さいと祈っていたわけですが、心配無用でした。びっくりするほど美味しくて、それを喜んで見ていたホストファミリーの様子もよく覚えています。

 

ドイツに来てたまたま買ったドイツのオーガニックメーカー「レーベンスバウム社」の有機スパイスシリーズ。ペンネグラタンを作るミックスや、ボロネーゼ、魚のグリル用ミックスなど計5種類あって、どれも簡単に作れておいしそう!と思い買ったわけなんですが、これが20年前の味の記憶を呼び起こすとは思ってもいませんでした。

 

使ったのは「きのこのクリーム煮」用のミックス。シチューとかグラタンでもアレンジできるかな?と思い作ってみたらびっくり!ホストマザーが作ってくれたあの味にそっくりのグラタンが出来上がったのです。

レーベンスバウムの有機スパイス



マイナーフィギュアズの有機バリスタオーツミルク

 

 

 

しかも、スパイスミックスを使うので、味を整える作業がなくて簡単に作れたのもよかった!グラタンって一手間かかりそうなイメージがあると思いますが、きっと思ったより気軽に作っていただけると思います。

 

今では我が家の大人気メニュー。大ぶりの耐熱皿で焼いて、カロリーなんて気にせず豪快にチーズを乗せるスタイルはホストマザーのアイデアをもらっています。(といっても、彼女のグラタンは私のレシピの3倍量はあったはず!)大皿で焼くと食卓でも目を引く一品になって、おもてなし料理でもとても喜ばれます。

ぜひ、「ちょっと外国っぽいグラタン」作っていただけたら嬉しいです。

 

 





島崎ともよ
TOMOYO SHIMAZAKI

料理家。家族思いのシンプルでナチュラルな食を提案するサイト『LIFEとFOOD』主宰。“食は暮らしの一部”を基軸に、日々のレシピや子育ての気づきなどを発信する。2017年よりベルリン在住。

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はじめまして! 安心できる、おいしい食品を選りすぐってお届けするオンラインストア、フード・オーケストラです。育み作る人と食べる人は、深呼吸するように、つながり、めぐるもの。しあわせで、おいしい音が、途切れることなく明日も明後日も響いたらいいなと思う。正直で、安心できる、おいしい食品を選ぶことは、作り手や子供たちの、わくわくするような素敵な未来をひらいています。私たちが毎日できる、小さくて、大きな力。日々のくらしに無理なくしっくりとくる、おいしいものやうれしいものを、私たち自身の感動を忘れることなく新鮮な目で選び、みなさまの食卓へとお届けするオンラインショップを目指します。