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醸造王国・三河で作られ続けてきた
本格仕込みのみりん
安心の材料と製法で作られているみりんの定番といえば、三州三河みりん。原料は「もち米・米麹・本格焼酎」のみで作られた本格みりんです。
もち米の甘さと旨みを醸造という日本の伝統的な技のみで引き出し、お米の美味しさが丸ごと詰められています。
一口飲んでみると、上品でキレの良い甘さに驚くはず。素材の持ち味を引き立ててくれるので、生姜焼き、親子丼などの王道の和食や、トマトの煮込みなどの洋食、麻婆豆腐、酢豚など、さまざまな料理に活躍してくれます。
一升瓶(1.8L)はこちらのページへ
創業100余年
角谷文治郎商店(すみやぶんじろうしょうてん)について
三河みりんが作られている愛知県東部の三河地方は、200余年の昔からみりんの醸造が盛んに行われてきました。この地域は醸造に適した水と温暖な気候に恵まれ、日本酒やみりん、豆味噌、白醤油など、醸造が盛んに行われてきた醸造王国です。
そんな三河地方で、創業以来100余年、昔ながらの製法でみりんを造り続けているのが、角谷文治郎商店(すみやぶんじろうしょうてん)です。
3代目角谷社長の娘さんである角谷文子さんに、みりんについて詳しくお話を伺える機会がありましたので、ご紹介したいと思います。
製法・原材料のこだわり
米一升、みりん一升
米一升(1.5kg)を使って、みりん一升(1.8ℓ)をつくる。角谷文治郎商店のみりんはこの原則が貫かれています。
一升のみりんを作るには、主原料のもち米と麹用のうるち米をあわせて「一升」の量と米焼酎のみを使い、他に余分なものを添加することなく作られ、お米まるごとの美味しさが詰まっている、ということです。
原材料のもち米は、佐賀・北海道・愛知・滋賀で作られた特別栽培米を、米こうじは愛知県産のうるち米を使用しています。また、本格焼酎は自社で製造したものを使うなど、原料をすべて国産のもので作る徹底ぶりです。
さらに、30年以上前から造られている「有機三州味醂」は、国内の指定産地(宮城県・山形県)にて有機栽培で作られたもち米を使用するなど、より厳選された原材料で造られています。
→有機三州味醂500mlはこちらのページへ
みりんはお酒
飲んでも美味しい
昔ながらの本格仕込みのみりんは、蒸したもち米と米麹を焼酎といっしょに仕込み、搾って、約2年の醸造熟成を経た後にみりんになります。
アルコール度数は14度前後で、酒税法上では酒類として分類され、まろやかな深い甘みが特長です。
「みりん=お酒という認識が今でこそない方もおられるんですが、本来のみりんは、飲んでも美味しい。一口まずは飲んでみてほしいんです。お米の美味しさがぎっしり詰まっているので」。
と、角谷さん。原材料・製法に自信があるからこその言葉が印象的でした。
本物のみりんと
みりん風調味料は似て非なるもの
みりんはもち米を原材料に使うため、戦中・戦後の米不足の中、贅沢品として高額な酒税がかけられました。この高い酒税から逃れるために登場したのが、雑穀を原料にした「新みりん」と、塩水の中でアルコール発酵させた後に甘みを加えた「塩みりん」でした。
昭和50年、公正取引委員会は、みりんの内容に伴わない商品として「本みりん」以外のこれらの商品を「みりん風調味料」に統一します。
本みりんは酒類として分類されるため、酒販免許がないと販売できません。高度経済成長時代は、酒販免許が取得できなかったスーパーや店舗では、本みりんは販売できませんでした。そういった経緯もあり、調味料コーナーで並んでいるものの多くは「みりん風調味料」でした。
現在ではどちらも目にしますが、広く流通している「みりん風調味料」と「本物のみりん」とは、実は原材料も製法も大きな違いがあるのです。
料理が好きな方にも苦手な方にも
角谷さんに「一番シンプルにみりんの良さを感じられる料理はなんですか?」と尋ねると、迷いながらも「照り焼きですね!」と答えてくださいました。
「鶏肉・豚肉・お魚、何にでも、まずは【みりん1:醤油1】でシンプルに味付けしてください。そこに生姜を加えると生姜焼きになります。醤油、味噌、お酢など、他の調味料とみりんの相性の良さを味わってみてほしいですね。
みりんは、お米の甘さと旨さを麹の力だけで引き出し、お米の美味しさが丸ごと詰められています。濃厚な三河みりんは、使う量が少なくても十分な甘さと旨みを出せます。
料理が好きな方にはもっと料理が楽しくなる調味料ですし、料理が苦手な方にも、シンプルな味付けで美味しくなるので、料理が簡単になることを知っていただきたいですね」。
素材の良さを十分に活かして作られた本物の調味料を使えば、普段の料理もワンランクアップできるはず。ぜひ体感してみてください。
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内容量:700ml
原材料:もち米(佐賀県、北海道、愛知県、滋賀県)、米こうじ(愛知県産米)、本格焼酎(愛知県産米・自社港本町蔵製)
アルコール分:13・5%
保存方法:常温保存
賞味期限:製造後12ヶ月
※賞味期限が2週間以内のものは販売いたしません。(賞味期限につきましては、別途、お問い合わせください。