通常の商品はご注文日より5営業日以内の発送を心がけております。
(配送日限定の商品は決まった配送日にお届けします)
配送地域により、配送日数は異なります。
詳しくは「配送について」をご確認ください。
※こちらはプロダクトになりますが、作家の器と同じようにすべて手作りです。ひとつひとつ、形・サイズ・色合い・風合いが異なることをあらかじめご了承くださいませ。
食卓にも馴染むカトラリースタンド
岡山県岡山市在住の陶芸家、伊藤環さんがプロデュース・デザインするプロダクトシリーズ、1+0(イチタスゼロ)のカトラリースタンドです。
大サイズは、レードルやターナー、菜箸など調理に使う高さのある道具立てに。
小サイズは、箸やスプーン、フォーク立てなどに。
テーブルにずっと出しておいても絵になり、食卓にも馴染む美しい佇まいで、毎日が心地よくなるようなカトラリースタンドです。
好きだったアンティークの保存容器
元々、フランスやイギリスなどヨーロッパで18世紀〜19世紀に作られていた保存容器の形が好きだった環さん。アンティークショップで見つけた気に入ったものを、仕事場の道具立てとして使っていたそうです。
古いアンティークの保存容器には上部に窪み(くぼみ)があり、布を被せ窪みに紐を巻きつけて蓋をして使用されていたと言われています。
佇まいが用途に合わせて理にかなっていて、それ以上でも以下でもない。その完成された形が、環さんはとても好きだったそう。
「食器類は、作家のエゴや個性を表現しがちなところがあるのですが、このような容器は、カッコつけようとするといやらしくなる。古いものの完結した形をできるだけそのまま写すように、自分でもカトラリースタンドを作り始めました」。
作り方
機械ロクロを使い、外側は石膏型を当てて、内側部分は木ベラを使って成形されています。
内部の底部分は入れた道具類が中央に集まるように、よく見ると丸みがあります。口の部分も滑らかに丸みが出るように鉋(かんな)で削るなど、手間と時間をかけて作られた贅沢なプロダクトと言えます。
写真左のオーバルプレートはこちらのページ⇨をご覧ください。
人の手の跡が感じられるものを
1+0(イチタスゼロ)は、岡山県岡山市在住の陶芸家、伊藤環さんがプロデュース・デザインするプロダクトシリーズです。
工業製品のセオリーでは、均一化を目的に釉薬のムラを消して作られます。1+0のプロダクトは、量産体制をとりながらも、人の手の跡をあえて残しているのが特徴です。
釉薬のムラをあえて残し、人の手で作られた痕跡を感じられるように、硬い印象になりすぎない質感で仕上げられています。
職人が一点ずつ作るプロダクト
プロダクトと呼ばれるものの印象は、機械生産で同じ物を型を使って効率よく大量生産する様に思われますが、1+0はその真逆の作り方をされています。
伊藤さんが器を作る際に大切にしていることを口頭で職人さんに伝え、お手本を見せて真似てもらい、指導しながら作っていく方法をとられています。完全に任せられるようになるまで3年ほど時間をかけて伝えていかれます。
一つづつ職人さんがロクロで作り、釉薬をかけ、焼き上がったら高台や表面をヤスリを使って磨いて生み出されたのが、1+0シリーズです。
上記、子供飯椀やジュニアプレートなど子どもの器シリーズや、その他の1+0シリーズはこちらからご確認いただけます。
カトラリースタンド
サイズ:小サイズ / 高さ約13cm×口径約8cm
大サイズ / 高さ約15cm×口径約10cm
素材:磁器
※オーブン、電子レンジ、食洗機不可